2013年4月4日木曜日

組曲は・・・

今日はお花見ドライブで、退職してから初めて、まとまった時間 車の運転をしました。
車に乗ると、音楽を聴くのが長年の習慣でして、主にクラシック曲を聴きながら運転しておりました。
それが2年前より、「オカリナと弦楽オーケストラの為の組曲」 only になりました。
なにしろ、当時既に25曲ありましたから、聴き応えがありました。(去年第6番を作曲していただき、30曲になりました。)

どんなに気に入った曲でも、普通は、しばらく聴くと飽きるんですよね。
それが、自分が演奏するから・・・という訳ではないと思いますが、半年たっても、1年たっても、いくら聴き続けても飽きないのです。
飽きないどころか、1曲1曲が、益々心に染みてくるといいましょうか、浸透してくる・・・といいましょうか、聴けば聴くほど、心癒される自分がありました。

朝は、組曲に元気を貰いながら出勤し・・・
仕事が終わると、仕事上のストレス、嫌なことを洗い流すために、車内で組曲を聴きました。

音楽療法とか言いますが、私は組曲で精神のバランスをとっていました。

仕事のストレスを、極力 家に持ち込まないことで、オカリナなどの趣味と仕事を両立する事が出来ましたが、組曲と巡り逢わせて貰えていなかったら、こんな元気に退職の日を迎えることは出来なかったと思います。

「管理人は趣味(オカリナ)があるからいいよね。」とよく言われましたが、仕事上のストレスをはじき返すだけの力のある趣味なんて存在しませんよ。
過去にストレスが原因で、神経性胃炎、十二指腸潰瘍、脱毛、座骨神経痛、腰痛を起こしています。
何度も、切れそう、発作を起こしそうになりながら、きわどいところで立ち直り、仕事に穴を開けずにすんだのは、日々、組曲に癒して貰っていたおかげです。

1年前から出勤しようと家を出ますと、カーステレオから流れてくる組曲をかき消すように「ザーーザーー」と耳鳴りがしました。
大音量の音楽は、耳鳴りを誘発するそうですが、あんなに静かな組曲で耳鳴りがするはずがありません。
精神的にくたくたの日は、オカリナを吹くと、自分の出す音に負けないくらいの大きさの耳鳴りが致しました。(それに負けずに、組曲を吹いていましたが・・・)
耳鼻科にも行きましたが、「耳鳴りは老化現象、現代医学では、耳鳴りに効く薬はない。」との診断でした。

今日は、8時半に家を出て、組曲を聴きながら、半日 桜を求めてあちこち回りました。
組曲は、相変わらず私の心を洗い清めてくれ、癒してくれます。
あんなにひどかった耳鳴りは、致しませんでしたので、美しいメロデイが一層美しかったです。

組曲は、私にとって究極の癒やしの音楽 私を守ってくれる音楽です。
組曲の癒やしの輪を広げていけたらなぁ・・・と思います。
7日には、森の国オカリナフェスティバルで、組曲第3番を聴いて貰ってきます。



0 件のコメント:

コメントを投稿