2015年1月6日火曜日

ラジオ高崎で・・・

長生きはするもんですね、昨日は、ラジオ放送のための録音という初体験をさせていただきました。

1月18日(日)開催の「華麗なるオカリナアンサンブル」を取り上げていただき、その宣伝もかねて、160年前、土笛に西洋音階を取り入れ、今の形のオカリナを作ったのは北イタリアの町、ブドーリオのドナーティさんであり、それに小穴を2個を加えた12穴の指穴にしたことにより音域を広げ、楽器として充実させたのは、日本人の明田川孝さんであり、さらに3つのオカリナをつなげ、音域3オクターブのトリプルオカリナを完成・実用化させたのは、日本人の波多野杜邦さんであることなど、日本人が今日のオカリナの世界的な発展に大きく貢献していることなどを、ちょこっとお話させていただきました。

いただいてきた卓上カレンダー

放送は、10日(土) ラジオ高崎 76.2Mhz 
コンサート当日に間に合いそうなので、 チケットプレゼントをお願いしました。応募方法も放送でご案内いたします。放送時間は、お聞きしなかったので、ごめんなさい。お聞きになれたリスナーの方は、ご応募くださいませ。

お話だけのはずだったのですが、せっかくだからオカリナの音が欲しいと言われまして、楽器持参で行きまして、オカリナ吹きにとって致命的な腰椎を骨折しているという状態の演奏で恐縮でしたが、生演奏もさせていただきました。
冒頭と最後に2曲 管理人がどっぷりはまっている「オカリナと弦楽オーケストラの為の組曲」(間中進一作曲)が、管理人の演奏で電波に乗る予定です。

昨日の帰り道に、ふと考えたのですが、10/19のオカリナフェスティバルで骨折したとき、管理人は、出番2人前でした。
突然開けられたホールのドアから、本番中で薄暗くなっていたホール内に、まぶしい日差しが差し込みました。一瞬、目がくらみ、おりかけていたステップを踏み外し転落してしまいました。落ちてからしばらく、息が出来ませんでした。
 「出番を変えましょうか?」と言われたのですが、前半の最後から2番目の出番だったので、後半に移してもらうことになります。そうしますと、当然、進行に影響がでますし、他の出演者にご迷惑になります。
頭は打っていないと思いましたが、どこをどうしているか? どうなっているか? わからない状態で、そんな先の時間まで そこに留まれるのか? という大きな不安もありました。そこで、出番は代えずに、そのまま出させていただくことにしました。
前2組の演奏中に、どこまで息が吸えるか 深呼吸しながら息を整え、根性で演奏を済ませました。
演奏を終えて そのままタクシーを呼んで貰い、フェスタ会場最寄り駅では無く(階段が多くて荷物のカートが引けない)、エスカレーター、エレベーター完備の新幹線駅=長野駅に直通し、群馬に帰ってきました。

あの時の演奏曲は、テンポゆっくり フレーズが大きい曲だったため、2ヶ月半たった今でも、あの時までのブレス位置では、吹くことが出来ません。(息が充分に吸えない、吸った息を腰で支えられない。)
骨折直後の破綻演奏が、どの程度であったのか、まだ録音が届きませんので、わかりませんが、
あの時以前に戻るには、これから何ヶ月? いや何年かかるのか・・・と思います。

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