2015年7月26日日曜日

ヘルマンハープ

演奏会がありまして、行ってきました。
ヘルマンハープは、ドイツのヘルマン・フェー氏が、ダウン症の我が子のために工夫を重ねて開発した楽器だそうです。
設計図のような楽譜を、弦の下に挟みこみ、その図に従って弦をはじけば、演奏できます。
楽譜は、左上から下にむかって、曲が進みます。大きな〇は二部音符、大きな●は四分音符、小さな●が八分音符だそうです。該当する弦を その示されている長さではじけばOKです。右手でメロディを弾きながら、左手で和音が弾けます。

楽譜を、弦の下に挟み込んでいるところです。挾み終わったところの写真を撮ろうとしたところで、電池が終わってしまいました(笑) だから写真はここまでです、すみません。

弦は、毎回調律するのですが、それが出来れば、演奏そのものは簡単のようです。
音楽経験がある人もない人も、障がい者も健常者も共に親しめる バリアフリー楽器と言われているそうです。
オルゴールを聴いているような、やさしい可愛らしい音色でした。

日本では2004年にヘルマンハープ協会ができて、普及に努めているようですが、まだまだ楽しんでいる方は少ないようです。
楽器は、生まれ故郷のドイツ製で、すべて手作りのため、お高いのが普及が進まない理由かもしれません。

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