大都市開催のメリットか! 出演者の年齢層が、広がったように感じました。
大学生のソロ、推定20代だけのアンサンブル、推定20代~80代のアンサンブル、10代~70代のアンサンブルと、管理人が聴かせていただいた(初日の途中から、二日目の途中まで)だけでも、若い方の参加が目立ちました。
この若い世代への普及が、地方都市にまで波及して欲しいと節に節に願います。
アンサンブルチームは、すべての組に指導者が指揮者或いは伴奏者として参加されているわけではありませんが、演奏レベルの高いチームは、指導者の指導力と熱意を強く感じました。
やはり、うまくなりたければ、指導力のある指導者に着くに限ると思います。
「オカリナなんて、指導者無しでも出来る。」と思われるかもしれませんが、それは、ある一定レベルまでのお話です。
手ほどき程度なら、一通り吹ける人なら誰でも出来ます。管理人だってOK!(笑)
だからといって、合奏指導まで、誰にでも出来ると思ったら、大間違いです。
オカリナ演奏家(プロ奏者)が近くにいなかったら、他の楽器の専門家の先生に頼み込めば良いことです。
そうやって、オカリナ指導ができる先生を増やしていかないと、オカリナ界全体のレベルアップは図れません。
管理人は去年、アンサンブル・スウィートの演奏会前のてこ入れ指導を、フルートの先生にお願いしました。各人がそれぞれ、自分は出来ると思いこんで見逃してきた箇所をみっちり指導されました。
「オカリナを何年やっている。」などと、年数だけにとらわれ、自分たちの力を過信することなく、音楽の専門家の目と耳を入れることで、効率良くさらなるレベルアップが図れると信じます。
神戸文化ホールの庭先に灯っている文化の灯
ちょっと気になったのが・・・・
アマチュア出演者が、ステージに立って、客席に向かって挨拶することなく、そのまま演奏開始してしまうのは、あがっていることでしょうから仕方がないと思いますが、奏者紹介が終わりステージライトが点灯しましたら、客席にお尻を向けた指揮者が、そのまま演奏開始し、1曲目が終わって拍手がきても振り向かず(途中の拍手不要・・という曲ではありません)、2曲目を演奏。
2曲目が終わり、まさかこのまま退場?! と思いましたら、やっと振り向いて挨拶という珍しい組が、管理人が会場にいた時間帯だけで2組あり、驚きました。
練習なら、ずっと生徒の方を向いていて当然ですが、本番なんです。客席には大勢のお客様がおいでです。おまけに、入場無料ではございません。
わざわざ会場に足を運び、お金を払って聴いてくださるお客様に、「ご来場有り難うございます。どうぞ聴いてください。」というご挨拶を、指揮者(指導者)が演奏開始前にしなくて、よろしいのでしょうか?
指導者自らが実践することで、コンサートに出演するとき、コンサートを聴きに行ったときのマナーを、しっかり指導して欲しいと思いました。
出演者は、出演日に限り二階席で無料で観覧できますが、管理人は、もっとステージ近くで聴きたいので、2日通し券を購入しています。
ステージに近すぎると、譜面台に隠れて、使用オカリナや華麗なフィンガリングが見えない・・・・という難点はありますが、それでも出演者の息づかいから気迫まで伝わってきそうで、かぶりつきはやめられません。
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