2018年8月19日日曜日

まるでパズル

オカリナ用の楽譜作りは、まるでパズルです。
楽譜を手に入れて、ソフトに読み込むまでは、余程、音符の細かい楽譜、複雑な伴奏の曲、紙が劣化している古い曲集の楽譜でない限り、簡単です。

ただし、読み込んだものの、そのまま「はい、出来上がり!」ということは、先ずありません。
オカリナ曲集掲載楽譜も、「さて、演奏しましょ!」と思うと、記載されているドレミがじゃまだったり・・・1頁に充分納まる長さなのに、2頁に引き延ばしていたり・・・と
使いにくいので、作り直します。
せっかく綺麗な楽譜を作るので、歌詞のある曲は、歌詞を書き加えるようにしています。

歌詞を書き入れますとね、譜割りが違っている曲が、よくあります。間違ったのか、わざとやっているのか不明ですが、歌詞のある曲なのに、歌詞がうまくはまらない楽譜って、歌えないじゃないですか! おかしいと思います。

だから、そういうのは、歌詞付きの別の楽譜(原曲楽譜)と照合しながら、訂正します。ここで、音価や音程の違いも発見します。
オカリナ用の楽譜ですから、オカリナの音域に移調済みのため、パズル性はあまりありません、間違い探しゲームですね(笑)

さて、オカリナ以外の楽譜から オカリナ用の楽譜やカラオケと作ろうとすると、パズル感覚で取り組みます(爆)

今日も 2曲仕上げたのですが、1曲は結構スムーズに、単純に移調するだけでOKでした。
もう1曲も、単純に移調して出来上がり! かと思いましたら、そうは問屋に卸して貰えませんでした。
音域が、単管の音域を、はみ出てました。

音域が、はみ出る曲の対処方法
1.吹くのを諦める(笑)
2.はみ出た部分を、オクターブの上下で押し込む(歌の曲は、この方法は不可)
3.オカリナを、別の調の管に持ち替えて 歌い繋ぐことにする
4.ダブル・トリプル管で吹くことにする

歌の曲なので、2番は使えませんので、3番で検討しました。
2種類のオカリナで歌い繋ぐ形で、移調も完了しまして、吹いてみて、念のため、本人歌唱をユーチューブで聴きましたら、かなり低く歌っているんです。
音高が合わな過ぎると、曲のイメージを損ないますので、ボツ!にして再検討です。

ACメインで吹きたかったのですが、そうすると、上にはみ出た部分が、SF使用で高くなりすぎます。
1オクターブ下げれば、簡単ですが、バス管では、音量が小さくなるので、歌い上げる・・・という事はできません。
仕方がないので、AFメイン+AC AGメイン+ACの組み合わせで、どの調に移調すれば、一番本人歌唱のイメージを崩さないか?  吹きやすさはどうか? 検証実験です。

購入した楽譜は、♯が3つ、本人は♯4つで歌っています。
無伴奏なら結構簡単に決まりますが、伴奏付きですと、伴奏を本人歌唱に出来るだけ近い音域に留めてAF、AGが使用可能音域に納まるかの検証となります。
うまくいくと、やった-!!と思い、楽しいですよ。
オンラインゲーム 全くしなくなったもんね(爆)

やったー!! やったー!!の結果、デリバリー用の楽譜とカラオケが、550曲になりました・・・とさ
Finaleは、高かったですけど、元とったね(爆)
もち 550曲の中には、市販楽譜(カラオケ)に手に加えず、そのまま使っている曲も、ありますよ。

こんなにあるんですから、使いたい人に、提供して差し上げたいですが、著作権が消滅していない曲がほとんどなので、ダメなんですね。
原曲が消滅していても、編曲されていると編曲の著作権も消滅していないと、ダメなんですね。 

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