2019年1月13日日曜日

インストールしたものの・・・

去年一年頑張った 自分へのクリスマスプレゼントとして買った、「Finale25」ですが、やっとインストールが完了しました。
いえね、USBメモリ版で購入しまして、年末には届いていましたから、旧年中にインストール可能だったのですが、インストール前にホームページを見てましたら、管理人にとって大事な「スキャン入力機能」が、ガーーーン!! なくなっていることを発見しました。

これで、慌ててインストールする必要も、気持ちも、萎えちゃえました、がっかりですわ。
バージョンアップ購入する時、確認する Finale「バージョン比較」には、増えた機能、充実した機能は、〇印で表示されていましたが、なくなった機能は、記載されていませんでした。

年末に インストールに際しての注意事項を調べようと、アクセスしたついでに、「Finaleファミリー製品間の仕様比較」ページを見ましたら、「Print music2014 」には、「スキャン入力」に、「〇」印がありましたが、「Finale25」は「-」でした。

ネットであっちこっち調べましたら、「楽譜をスキャンする行為は、楽譜のコピーに他ならないから、著作権に抵触するのではないか!」との開発会社での議論の末、Finale25から廃止になったらしいです。

通常のコピーとは、明らかに目的が違うので、スキャン入力して作業をすることが、著作権に抵触するのではないかという、この議論はおかしいと思いますが、開発会社が廃止を決めてしまったため、大事な機能が1つなくなってしまいました。

管理人と同じように、紙の楽譜をスキャン入力して、作業を行っているFinaleユーザーは、使用中の、スキャン入力機能が搭載されている、Finaleのバージョン(2014以前)を、最新バージョンにアップしたからと言って、捨てられなくなりました。

「Finale2014」発売時の新機能の説明として、「スキャン入力」は、「新しくSmartScore LiteバージョンX2を搭載し、楽譜認識が向上しました。」と自慢していたのに、なぜ次のバージョン「Finale25」で廃止するんや、まったくなんてこった!! 
Finaleユーザーは、0から曲を作り上げる、作曲家ばかりか!!

<現状認識と今後の対策>
三大楽譜作成ソフトと言われている、Finale、Sibelius、スコアメーカーで、スキャン入力出来ないのは、Finaleだけ になりました。
Sibeliusは、3つの中で一番高価! Finaleよりも2万円高い
スコアメーカーは、スキャン能力はピカイチだそうですが、再生音源がシンセ音源だそうです。

新規で買えば、Sibelius 約75,000円
スコアメーカー フル装備にすると 約60,000円
Finale  約55,000円ですが、管理人はバージョンアップだから 約19,000円

お値段は上記の通りですが、機能・使い勝手に大きな差がありますから、簡単には、乗り換えられませんが、乗り換えるのなら、Finaleで作りためた楽譜を、互換性のあるmusicXMLで出力し、musicXMLで入力できるソフトに、乗り換えるのが得策でしょう。
しかし、FinaleファイルのmusicXMLでの出力は、別形式を介するため、レイアウトが崩れてしまう場合があるそうです。

スキャン入力機能が搭載されていて、musicXMLで出力できるソフトを、Finaleの補完用に購入するという手もありますが、そのためだけに、上記のようなお高いソフトは買えませ~ん。
Finaleは、スキャン入力機能を復活させないと、いずれ Sibeliusやスコアメーカー 或いは別の楽譜作成ソフトに、シェアを奪われるかも・・・です。

管理人は、当面 Finale2012がありますから、これでスキャン入力して、Finale25で開き直せばOKですが、いちいち開き直すのが面倒になったら、今までどおり、Finale2012 のまま作業しちゃうかも。 
それじゃ、バージョンアップの必要なかったじゃん!!(苦笑)

Finaleのスキャン入力機能復活運動、 誰か始めてくれ~~!!


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