2019年2月15日金曜日

カッチーニのアヴェマリアについて

1995年に、カウンターティナー「スラヴァ」の歌唱でCDが発売され、ファンを魅了した「アヴェ・マリア」は、作曲者名から、「カッチーニのアヴェ・マリア」と呼ばれ、
シューベルト、グノーとならび、三大アヴェ・マリアと言われ親しまれ、オカリナで演奏される方も多くなっています。

その後、作曲したのは、1618年没の「ジュリオ・カッチーニ」ではなく、ソ連の音楽家ウラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973)であると言われるようになり、現在に至っております。

作曲者がカッチーニなら、著作権はとうに消滅しておりますが、1973年没のヴァヴィロフの著作権消滅は、2044年です。
ジャスラックの作品データベースには、カッチーニではヒットしますが、ヴァヴィロフでは、ヒットしません。

著作権消滅曲の音源公開を目論んでいる管理人、公開して、請求が来てはかないませんので、ジャスラックに権利関係はどうなっているのか、問合せを致しました。
以下は、その回答です。

「ヴァヴィロフについては、ロシアの著作権管理団体に照会中であり、回答が届き次第、データベースに搭載し、ジャスラック管理曲として公開予定。」とのことでした。

通称「カッチーニのアヴェマリア」の著作権は、消滅しておりませんので、演奏等使用される時は、ご注意ください!


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