2016年2月27日土曜日

オカリーナ出前演奏について

今月、2回やらせていただいたロビーコンサートを振り返り、改善点を考えたり、次のための選曲を行ったりしています。
2月はオカリナにとって、非常にコンディションの悪い時期です。お客様に違和感を感じさせず、かつ飽きさせずに、決められた時間 スムーズに進行できるかどうかに、1番思慮いたしました。

お客様を飽きさせない対策としましては、童謡、唱歌、演歌、ミュージカルメロディ、宗次郎曲、そしてクラシックと、選曲ジャンルを多岐にわたらせることで、対応しました。
冬期対策としては、結露防止で温めておくことは必須ですが、いくら温めても、雪女管理人が息を吹き込むと、2曲演奏するのが限度のようでした。
2曲目には、管体温度がぐんぐんさがり(当然音程も下がる)・・・、強めの息に変え、音程維持に務めても、3曲目になると、曲の途中で、結露が生じて高音が出なくなるのを、ロビコン前の練習で実証していました。

そこで、9曲の演奏に必要とする4種類の管を、7本のオカリナで準備し、異なる種類のオカリナを使用するような曲順にし、連続して同じ種類の管を使用するときは、3曲目で管を取り替えることで対処しました。(プログラムにストーリー性を持たせるために、上記のような状況で決められた曲順を、如何に自然に進行させるか MCに少々苦労しました。)

1曲で2種類、或いは3種類のオカリーナを使用する曲もあったため、頻繁にオカリナを持ち換えるのが奇異に映ったのか、21日のロビコンでは、休憩時間に、「オカリナは、何本も持っていないと吹けないのか?」と聞きにこられたご婦人がいらっしゃいました。
オカリナ教室ではございませんから、音域がどうの、音程がどうの、結露がどうの・・・と具体的に説明してさしあげても、理解できないと思われますので、「伴奏に合わせて変えています。」という回答に留めました。(オカリーナは、音域が狭いので、異なる調=大きさのオカリーナに持ち替えて、音域の狭さを補っているという説明は、曲間のMCでお話しています。)

最後に質問コーナーを設けましたが、オカリナについての質問は、これだけでしたね。
他のお客様の声は、聞けなかったのですが、やはり、普段オカリナに接した事の無い方にも、演奏を聴いていただくということは、オカリナの普及という点で、意義が大きいと思います。

群馬県内だけでも、公民館サークルとして登録のあるだけで、90のオカリナサークルがあります。
公民館祭の、芸能部門発表会を聴きに行けば、オカリナアンサンブルを聴く事ができるでしょう。

そこで、「オカリナはいいなぁ・・・」と感じて貰っても、既存のサークルに初心者が加わるのには、大きな勇気が必要です。 
でも、オカリナは、一人でも吹けるのです。「いいなぁ・・・吹いてみたいなぁ・・・」と思ったときが、オカリナを始める好機です。誰にも遠慮は要りません(笑) 

ソロ演奏を聴く機会がないと、オカリナ=アンサンブル演奏 と思われがちですが、これは間違いです。ソロ演奏あってのアンサンブル演奏です。
メンバー1人1人がしっかり演奏できないと、アンサンブルが美しいハーモニーを生み出すことは出来ないのです。ソリスト集団がアンサンブルだと管理人は思います。ソロがきっちり吹けるようになっていれば、どこのアンサンブルに入会しても問題無しです。

ソロ演奏は、老いも若きも、お気軽に、楽器もお安いですから、お財布にもやさしく、お手軽に始められます。
オカリナっていいなぁ! 好きだなぁ! と思った人には、次は吹いてみて欲しいと思います。

好きな人は、好きでやるから、練習も苦にならないでしょう、努力しているとは思わないと思います。「努力」は、時に人に嫌われます。
それは、「本当は嫌だけれど・・・」という、「嫌々ながら、させられる」という意味が、見え隠れしているからです。

本当に好きな人は、練習する事を、努力しているとは思わないでしょう。
そうそう うまくいかなくても、練習がいやになったりはしないでしょう。
好きだから、少しずつでも上手になりたい・・・この一心ではないでしょうか! だから、誰に強制されることなく もくもくと練習するのです。

管理人は、オカリーナが大好き・・・みたいです、たぶん(爆) 
だって、好きな曲を探しては、吹けるようになりたいと、せっせと練習しますから・・・。
そんな管理人は、数年早くオカリナを始めた先輩として、オカリナが好きな人を応援したいと思います。オカリナで自己実現をして欲しいと思います。それは、あなた一人の決断で、決められ、始められます。

ヒマジン管理人は、アンサンブルの他 一人でも楽しめる楽器として、さらなる普及を目指し、潜在しているオカリナファンを発掘することを期待し、出前演奏を行う事に致しました。

アマチュア管理人の演奏で恐縮ですが、オカリナの生演奏を間近で聴いて楽しみたい方、オカリナを始めたいけど よくわからないと言う方、呼んでください。 
出動するのは、当面 住所地である みどり市から、片道30km程度の範囲と考えています。
出張オカリナ教室ではありませんから、オカリナについてのご質問はお受けしますが、オカリナの手ほどきなどは行いません。
まだレパートリーが少ないので、演奏曲(プログラム)はお任せ下さい。
詳細は、こちらのページをご覧下さい。http://www2.wind.ne.jp/ocarina/situ/demae.html

サークルの練習日に呼んでくださっても良いですよ、全員がチューナーを睨みながら聴いていたりして・・・・(爆)

2 件のコメント:

  1. ロビーコンサートお疲れさまでした!私はまだロビコンはやった事が無いのでいつかやってみたいです。ロビーの自然な響きがを活かして演奏したいと思ってます。

    「2月はオカリナにとってコンディションの悪い時」。オカリナをやっている方はそれが解っているのでありがたいです。
    というのも、私は2月初めに依頼を受けて、地域イベント時のBGMとして一時間の野外ステージ演奏をさせていただきました。真冬に外で吹くのは初めてだったので事前に真冬の土手でオカリナと自分がどうなってしまうのか実験して準備しました。寒さに強く、かつ演奏する曲に合う音色のオカリナをいくつか用意して本番に臨みましたが、途中でスピーっと高い音が全く出なくなったオカリナがあり、演奏途中で別のものに持ち変えるというトラブルがありました。
    ところがこのトラブル後、お客様が声を出して声援を送って下さり、本当にありがたかったです。

    今後はこのトラブルの対処を考えつつ、色々な状況で良い演奏が出来る奏者に成長していきたいと思いました。
    オカリナ大好きなので、失敗の対処を考えるのも楽しくいられます。

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    1. 2月の屋外演奏は、きっついですね。
      室内であっても、事前に温めておいたオカリナが温まりすぎたので、開演直前にホッカイロを出しましたら、10分くらいの間に冷えちゃって、開演時に慌てて入れ直しました。

      室内なら、5分程度の曲2曲はいけますけど、3曲は無理!
      屋外ですと、もっと急激に冷えますので、状況に応じて、高音フレーズの前で持ち替えできるようなタイミングを計っておくと、良いと思います。

      危ないと思っても、持ち替えができなかったら、休符で歌口を押させて、息を強く吹き込み、結露を吹き飛ばす。或いは逆に思い切り息を吸い込んで、結露を吹き込み口に吸いだしてぬぐう。
      これで、ちょっとは時間稼ぎができます。

      高音部というのは、歌い上げる箇所、そこでスカーーッ! プスッ! じゃ、あんまりですもんね。
      頑張ってください。

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