2017年12月30日土曜日

「春の海」使用楽器を選別しました!

「春の海」は、SG管とSC管の持ち替えで、演奏に挑みます(笑)
SG管は、日常的に使用していますが、SC管はキンキンとやかましいので 普段の演奏に使用する事はです。

使用が決まると、操作性と音量、音色を吟味して使用楽器を決めます。
凛ちゃんはこの4本から・・・。型が異なるので、大きさも形状も若干異なります。
手前2本は本番使用済み、上の2本は未使用です。

管理人は、自作のオカリーナ凛で演奏を行っておりますが、結果として凛を使用しているだけで、凛に固執しているわけでは有りません。
凛は真っ黒なので、正反対の真っ白な市販品を、「こんな市販品もあります。自作すれば原価数百円ですが、市販品はお高いです。」と持っていくこともあります(爆)
使用楽器を選別するときは、「今度こそ、市販品デビューなるか!」って、必ず市販品も選別に加えて吟味しています。なにせ208本も、市販品を在庫してますんで・・・。
今回も、市販品2本を加えて、6本の中から決めます。

6本全部で、「春の海」を吹いてみて、
1.曲に使用する全部の音が、正確なピッチで自然にだせるか?
  単音なら出せても、曲の流れの中では、うまくピッチが合わせられないものがあります。
2.高音がキンキン叫ばないか? 
  音楽を奏でる音ですから、あまり耳障りの場合、はずします。
3.操作性はどうか?
  テンポの遅い部分は、さほど気になりませんが、速い部分で差がでます。
こういったフレーズですね。
実際に「春の海」を吹いてみて、先ず 凛を1本に絞り、さらに市販品2本と吹き比べましたら、市販品で肩がこっちゃいました。
「なんで~~肩こるの??」と思いましたら、このせいでした。
市販品 A 長さ11.5cm

市販品 B 11cm

凛 11.5cm
凛が一番 脇が開いていますでしょ。脇が閉まると肩がこります。
Aは、形状が「T」に近い事と、左右の指穴の並びが近寄っているため、凛と長さは同じですが、脇が閉まりました。若干ですが、演奏すると この差は大きいです。
Bは、3本の中では一番小さく平たい形のせいなのか、一番脇が閉まりました。

指穴が、本体のどの位置に、どの方向を向いて並んでいるか ということは、ホールドしやすさを左右します。
実際に構えてみて、あまり脇がしまると、テンポの速い曲、音の上下が激しい曲の演奏は、難しいです。

軽い息で音程が上下してしまって合わせにくいBを外し、凛とAの2本に絞ったのですが、Aは、指穴位置が悪く、上の楽譜のフレーズが、インテンポで吹けないので、結局 凛になりました・・・とさ。
写真の上左の凛の「春の海」デビューが決まりました。

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