2013年11月16日土曜日

音楽学習発表会

昨日、隣の市の小学校音楽学習発表会を聴きに行ってきました。
都合で、午後の部だけしか聴けなかったのですが、小学校音楽学習発表会は、学校毎に4年生或いは5年生の児童 総参加のイベントでした。
たまたま知り合いの先生にお聞きしまして、管理人 暇なものですから、保護者の顔をして(笑)覗きに行った次第です。
一階席は参加児童席で、二階席が保護者席でして、カメラやビデオを片手にした保護者がたくさん来ていました。保護者席が少ない・・・と思ったのですが、自分の子供の出番にあわせてやってきて、終わるとさっさと帰りますから、2階席だけで充分だったようです(笑)

市内全校が出演しますから、「学習発表会」といっても、管理人のような野次馬には、さしずめ学校対抗音楽大会のように見えました。
1校が、合唱1曲合奏1曲の演奏でして、ミュージカルのようなステージ展開の学校も有り、楽しませて貰いながら聴いておりました。

4年生或いは5年生だけの学年では児童数が少なすぎるため、3.4.5年合同チーム22名で参加の小規模校から、115名の大所帯まで。
学年の異なる児童の指導も大変でしょうし、1学年115名の大合唱大合奏の指導も、相手が子供ですから、大変と思いました。

市立校ですから、児童の音楽的実力に、本来偏りはないと思います。どこの学校にも、上手な子がいる反面、苦手な子もいるはずです。
クラブ活動なら、上手な子だけ選抜して、本番ステージに立たせれば良いので、良い演奏をさせるのは、そう難しいことではないと思われますが、学年総参加の行事では、そうはいきません。
ですから、いわゆる「小学生らしい演奏」だろうと、想像して行ったのですが、「今時の小学生 恐るべし! 侮るべからず!」 合唱も合奏も、共に素晴らしい演奏を行った学校がありました。

コンクールなら、あの学校が午後の部で文句なしの1位です。
音楽の授業の延長としての「音楽学習発表会」です。 冷え切って高音が上がりきらないオカリナのような 声の出ていない合唱もありました。
そんな中、澄んだ歌声の大合唱に続き、驚き身を乗り出すような聴き応えのある大合奏を行った学校有り! この学校間格差は、いったいなんなのでしょうか?

合奏に使用していた学校備品の楽器の種類と台数にも、大分差がありました。
市立小学校ですから、備品に大差があるとは考えられません。 規模に応じた数が配置されているものと思われます。にもかかわらず、大規模校が多くの種類の備品楽器を使用していた・・・という訳でもありませんでした。

演奏する児童数(規模)に合わせた適切な楽器の配置も、聴き応えのある演奏には欠かせないものと思います。
それとやはり、なんと言っても、指導された音楽教諭の実力(指導力)と熱意、それをバックアップした担任をはじめとした先生たちの協力体制でしょうか! 

大人でも子供でも、何かを習うには、指導力と熱意ある先生に恵まれたいですね。

指導教諭に管理人から花束です



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