2014年8月12日火曜日

辛口批評にショック!

管理人の次の本番は、ソプラノC管使用なんです。
SC管は、音程が高いがゆえに、頭のてっぺんから音が出るようで、はっきり言って、好きではないです。
もっとソフトな、柔らかい音が、楽に出ないものだろうか! と思いつつ、我が家の市販オカリナの在庫(SC管は30本)を調べておりましたら、ラッキー!ありました~。
悲鳴も上げずに最高音が楽に出る吹きやすい」 SC君が・・・。

得てしてオカリーナは、最高音が良いと低音部がダメ! 最低音がしっかり出ると高音がダメ! な傾向にあります。
この子も、ご多分に漏れず、高音部は良いけど、低音部が、あ~~あ 下のドがシなんです、全閉の音がラではなくて、ソ♯ですから・・・。
つまり、普通に作っていればC管ではなくて、半音低いB管になるはずのオカリナ君でした。

こういう子は、捨て穴を開けて、全閉音のピッチをラまで上げてから、全体の調律をしてC管として仕上げるのですが、捨て穴を設けずに、無理矢理にC管にしてしまったので、低音部オンチ君が誕生しちゃったようです。

半音低いオカリーナに捨て穴を設けて、最低音のピッチを正確にラに合わせますと、最高音ファが出なくなる可能性が大きく、息圧も必要になるので、それをやらずに、強引にC管にしてしまったのではないかと思います。
つまり、本来は商品として売られるべきではなく、制作過程で失敗作として廃棄されるべきオカリナ君だったのです。
「なんで、こんなに大きいの?」 というほど、右手小指の指穴が巨大でしたから、これで一気に半音上げたのですね(爆)

音域の狭いオカリーナです、低音部を使わないわけにはいかず、いくらなんでも、このままではミから下がひどいオンチなので、修正調律を行うのですが、下の音の指穴をいじると、そこから上の音、全部に影響するので、いじるのは最小限に留めなくはなりません。
巨大な右手小指の指穴を半分ふさぎ、替わりにシの小穴をほんのちょっぴり広げて調整し、あとは息でコントロールすることにしました。

10日間ほど この子で練習して、大分慣れてきたので、次の本番は自作の凜ではなくて、これを使おうと思いました。第三者の意見も聞きたかったので、知人に聴いて貰いました。

「凜SC管よりも、最高音に息圧が要らなくて、楽に出るんです。トーンホールの配置が重心とずれているので、最高音が含まれるフレーズを速いテンポで演奏すると、落下の危険がありますし、初心者用ガイドとしてダブルホール回りを必要以上にえぐっているので、指がひっかかってフィンガリングがしにくいんですけど、吹奏感は良いし音色も良いので、今度の演奏本番には、これを使ってみようと思っています。」と管理人
そうしましたら・・・
音がデカイね、それだけでしょ!音色にまろやかさは無いし・・・、凜をやめてこれを使う意味が無い! 凜の音色はまろやかですよ。』 と 思いがけない辛口批評!

これには管理人 「ガガーーン!ショック!!」でした。 十数年ぶりに、子離れ(自作の「オカリナ凜」離れ)(笑)をして、市販品を本番で使おうと思ったのに・・・・
私が吹けば、私の音色であって、凜もこの低音部オンチ君も、たいして変わらないと思ったのですが・・・ね、そうでもないみたいです、あっさりダメ!と言われてしもた・・・。
私の何倍も耳の良い人に、こんな風に言われてしまいますとね・・・、今回も凜を使いましょうか!

今日電話とちょっとお話した方も、ピアノの先生なのですが、ながめフェスで聴いた凜の音色を気に入ってくださったそうで、ねらっているとおっしゃっていました(笑)
凜ママは、制作をやめて演奏とオカリナでの社会貢献に専念しようと考えているのですが、こんな風に隠れ凜ファンがいる事がわかっちゃいますと、制作 やめられないじゃないですか!!
凜ACとSF管

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