2015年1月13日火曜日

久々に火山久作曲:モーツァルティアーデ

管理人は、火山久の最後の弟子=末弟ですが、火山音楽をメインとしてオカリナ活動をしておりませんでの、久々の火山音楽のお話です。

昨年1月11日(土)の主催コンサートで「モーツァルティアーデ」を追悼演奏させていただき、この曲を「吹き繋いでいきましょう」と提案して、1年が経過致しました。
http://www2.wind.ne.jp/ocarina/kayama/mozartiad.html  
コンサートに来ていなかった方たちにも・・・と思い、これも書きましたが、なんの進展も耳に入ってきてはいません。

実は、ないないと思っていた、火山先生自身のピアノ伴奏譜がありましてね、管理人、去年の2月にFinaleに打ち込んでみました。ピアノが弾けない管理人でも、練習すれば なんとか伴奏がしてあげられそうなくらい やさしい伴奏譜でした。
内緒話・・・そんなやさしい伴奏譜ですが、先生直筆の楽譜にも関わらず、明らかな間違い、音符の欠落が見つかりまして、そのままでは Finale にも落とせない、もちろん演奏も出来ないので、「オカリナと弦楽オーケストラの為の組曲」作曲者、間中先生に助けていただいて、修正致しました。
まぁ・・・火山先生の楽譜では、良くあることですから、「モーツァルティアーデよ、おまえもか!」と思った管理人でした。)

管理人は、Finaleで楽譜を作成することについては、かなり慣れてきましたが、出来あがった楽譜から 人の演奏に近い形でオーディオファイルにするには、また別な高度な技術を要するため、管理人の腕では、ぎこちなく聞こえたり、不自然に聞こえる箇所があります。

例えば、機械は生真面目・正直なため、フェルマータが2つ続くと、ついている音符1つ1つを、ばっちり延ばしてくれたりします、それじゃ延ばしすぎだって・・・。
ポーズのカンマをつければ、ブチッ!と切ってくれちゃいます。 
トリルは、正確過ぎて、笑っちゃいそうです。
(フェルマータを取ってしまって、代わりに必要な長さの音符を書き加えて演奏させたり・・・と、管理人にも出来そうな方法もありますが、面倒なので、音符や記号はいじらずに、エクスポートしています。)

それでも、もし誰か、楽譜を手に入れて、密かに練習している人がいたなら・・・・
生を聴いたことのない人、身近で生を聴かせて貰えない人の、練習の参考になるのではないか、などと考えております。
ぜったい間違わない、ミスタッチはしないけど、上に書いたとおりであることを認識され、割り引いた上でお楽しみください。 (生じゃないといって、それだけで バカにする人もいますので、念のため!)
火山久作曲 ピアノ伴奏付き 「モーツァルティアーデ」メロディは1953年作曲、ピアノ伴奏は1990年作曲です。
http://www.ocarinahp.jp/sankou/mozar.mp3

ユーチューブに公開しております、管理人演奏(平成19年の第4回ながめフェスの演奏)も、ピアノ伴奏ですが、これとは伴奏譜が異なります。当時、火山先生の伴奏譜の存在を存じませんでしたので、無伴奏では寂しい・・・と申しましょうか 下手なので、伴奏で賑やかして貰って ごまかすのが目的で(爆)、プロの方にアレンジ依頼して ピアノ伴奏をつけていただきました。 2つのピアノ伴奏を、比較して聴いてみたい方は、こちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=fIDlcKZ4dZ0
ピアノとうまく合っていないのは、合わせ練習2回で本番でして、お若いピアニストさんと お互いの呼吸を合わせるまでには 至りませんでした・・・汗汗   
アレンジ料と伴奏料に何万というお金をかけて、「無伴奏でいいわ!」 な~んて思った管理人です(爆)

密かに練習している方 練習に困ったら、ご連絡ください。管理人 お手伝いできるかも・・・です。
なお、モーツァルティアーデには、火山先生直筆の楽譜のほか いくつかの写譜があり、装飾音符、スラー位置など記号が若干異なります。上の2つの楽譜(1つは先生直筆、もうひとつ管理人演奏は、Aさんの写譜から管理人がFinaleに落としたもの)も、トリルがついていたりなかったり、スタッカートがあったりなかったりと、メロディに異なっている部分がありますが、それは、奏者が演奏するときに判断・選択すれば良いものと考えます。
 
「写譜」というのは、元の楽譜を正確に書き写したものであり、明らかな間違いを発見した時以外は、変更を加えてはいけないもの・・・と、管理人は認識しております。
そうでないと、写譜を重ねている内に、間違いに間違いが重なり、まるで別物になってしまう可能性が大きいからです。
だから、写譜した責任を明らかにするため、氏名と日付と、原譜からの写譜か、写譜からの写譜か、元の楽譜についての記載を、楽譜上に残す必要があります。
昔は、コピーなどありませんから、楽譜を増やしたかったら、写譜せざるを得ませんでしたが、現代はコピーがあります。
汚れている部分まで、そっくりコピーされるのはイヤ、綺麗な楽譜が欲しいと、写譜して書き間違われるくらいなら、写譜なんてしないで欲しいと思います。
 
なお、Aさんの演奏も、当時の仲間のプロギタリストさんのギター伴奏で、ユーチューブにアップされていますので、聴くことができます。
しかし、録音当時のAさん(21年前)と管理人(8年前) 2人とも楽譜どおりに演奏しておりません、楽譜をお持ちの方が、楽譜を見ながら聞いても??でしょう、ごめんなさい、悪しからず・・・です。
現在は、楽譜どおりの演奏を心がけておりますので、ご縁がありましたら 管理人の生を聴いてやってください。

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