2013年4月12日金曜日

四日目 降って湧いたような災難

<4日目>
7時20分発の新幹線で岡山に行き、8時5分発出雲行き 特急やくもに乗り換える。 

沿線の川には桜が並木を成し、山にも桜がたくさん植えられていてピンクに燃え、美しかった。

11時5分 出雲市駅に到着。ここでの観光は出雲大社のみ。
一畑電車で向かおうと思ったら、発車したばかりで、次は1時間後とのことで、バスを勧められる。

しかたなくバスで向かうが、一畑電車 出雲大社駅前で下車。


ステンドグラスが美しい出雲大社駅舎内部

途中で遅めの昼食として、「出雲そば(三色そば)」 をいただく。
コシがあっておいしかったが、小食な私でさえ、物足りない量! 
そば屋をもう一軒 はしごしてみようか!とも思ったが、参拝帰りに、名物の「ぜんざい」 か「そばおやき」 をいただくことにする。

参拝をすませ、宝物殿、古代出雲歴史博物館を見学。
特に興味深かったのは、奉納された正宗はじめ名刀の数々、出土したおびただしい数の刀剣類、曲玉ともっと小さい管玉に穴を開ける方法。
管玉に穴を開ける道具の説明が足りず、よくわからなかったのが残念! 
こんな事に興味を持つ者は、たぶん少ないのだろう。私は、オカリナ制作で穴開けには苦労してますんで・・・(笑)


出土した保存状態の良い刀剣を磨き上げ、かつての美しい刀身が蘇ったのは、感動ものである。しかし、錆は腐食では無いかと思うので、保存程度に差があるとしても、丁寧に錆を落としたら元の美しい金属面が出てきたということが信じがたい。

博物館二階 前面ガラス張りの喫茶室で小休止をして、出雲市駅に戻ることにした。

島根県立古代出雲歴史博物館



神門通りのお店で、透明度の高い素敵な水晶玉を見つけ、帰りに寄るからと言っておいたので、立ち寄って・・・などと考えた。
正門前で、今一度写真を撮り、「さて、あとはぜんざいと水晶玉!」と、歩き出したところでアクシデントが発生した。

大社に向かって真っ直ぐに延びている車道(たぶん県道)、その両側に歩道があるが、なんとその歩道に階段があった。車道にはもちろん、そんな階段があったら走行出来ないので無い。

たった2段 高さ約50cm(救急車内で救急隊員の病院への連絡による情報) 
階段があるのが、事前に認識できれば、飛べる高さであるが、認識出来なかった。
地元の人なら、見慣れ 通り慣れているかもしれないが、大勢の旅行者を迎える場所で、車道に平行した歩道に 二段とは言え、階段を設置するなど、道路管理として如何なものかと思う。

このような目に遭ったのは、私が初めてではないそうだ(救急車到着待ちの間の、近くのお店の方の話)
交通事故なら、何人かの犠牲が出れば、多発箇所としてなんらかの改善策が施されることが期待されるが、旅行者の自爆事故では、警察に事故の発生を把握して貰えないので、改善は先ず望めないのではないだろうか!
また誰かが、同じ目に遭うことになる。それが年輩者だった場合、命に関わる可能性大である。

<不可思議その3>
ハンドバックの中にしまわれ、事故当時、私の体と石畳の間に挟まれた、私の本番用「オカリーナ凛」は、当然 割れたと思ったが、無事だった。

<不可思議その4>
三脚に接続され左手に握られていた愛用カメラ  ガッシャーンと石畳に叩きつけられ、レンズと液晶モニターは破損、動作不能と思ったが、これも金属部分がわずか凹んだだけで無事!

壊れたのは、私と眼鏡だけだった。

こういった不慮の事故の場合、道具が壊れて人が助かり、道具が「身代わりになった。」と言われるが、私が、凛とカメラの身代わりか!僻むぜ!!

顔を強打してしまったので、鼻出血がおびただしく、救急車を呼ばれてしまった!
顔面打撲は、頭部打撲とイコールだそうで、脳挫傷を心配されCTスキャンを撮られました。
結果は、とりあえず異常なかったのですが、自覚症状(痛み)のある顔面の傷や足の捻挫・打撲は、命に関わらないので二の次三の次・・・。

骨折を疑われた右手親指は、固定して貰えたが、まぶたは腫れて開けにくくなっているし、顔から出血しているのに、こちらは処置して貰えそうにないので、「群馬に帰るのですけど、このまま表を歩くと、DVに遭って逃げてきたように見えるから、何か貼ってください。」と言って、顔だけガーゼを貼ってもらった。

被災状況:顔面打撲・擦過傷、右手第1指打撲・捻挫、第3.4.5指擦過傷、右足首捻挫、右足指打撲、左膝下打撲その他首と肩、腕が筋肉痛様の痛み
(足の捻挫は、湿布を貰っている時間的余裕がなかったので、腰痛用に携帯してきたものを寝台特急内で貼ってしのいだ。)


ここに、顔写真を貼ったら、皆さんが怖がるから貼りません。

替わりにこれ↓ 私同様 恥ずかしくて人前に顔が出せません(爆)


手持ちのマスクで顔2/3を隠し、タクシーを呼んで駅に飛び込み、荷物を引き取り改札を通ったのは、寝台特急発車15分前。
買って帰りたかったあの美しい水晶玉は買えずじまい・・・。
おみやげも何ひとつ買えず・・・。
車内販売がないのにお弁当も買えず・・・(まぁ、あちこち痛くて食欲無かったですけど)
駅ホームの自販機で飲み物だけ買って、荷物を引きずって乗り込みました。

切符代も宿泊費も、旅行前に処理していたので、旅行中に支払った一番高額な出費は、病院の治療費だったというのは、笑っちゃいます。

初めて行った出雲大社で、バチが当たったかのような怪我をし、初めて救急搬送されました。
駆けつけて介抱してくださったお店の皆様、救急隊員の皆様、病院スタッフの皆様
大変お世話になりました。

旅の最後がこんなで、28年ぶりの山陰旅行が印象の悪い旅になってしまったのが残念です。

18時55分発では、寝るには早すぎるのですが、病院を出て、タクシーを待っている間、止まっていた鼻血がまだ吹き出してきて、大慌てしましたし、あちこち痛いので安静に早寝することに致しました。
旅先での事故を想定していた訳ではありませんが、寝台特急利用は、大正解でした。
寝台特急でなく、座席シートで東京まで何度も乗り換えるようなら、まっすぐ帰ってこられたかどうかわかりません。

まだつづく・・・・。

留守中に咲いた椿 「佐渡紅覆輪」





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